夏休み最初の日曜日。前日の小雨と当日の曇り空に後押しされ、心地良い空気の中きこりじゅくを開催いたしました!
今回は2歳のお友達から小学生のお兄さんお姉さんまで、きこりの必需品、手作りの腰袋を着けての活動です。早速葉っぱを入れてみたり、中には「宝物!」と言って石を入れてみたりと思い思いの使い方をしています。
長い林道を通り抜け、目的の開けた場所に到着。早速散策開始♪
するとそこには大きな大きな切り株が。つい数日前に伐ったばかりの100年生ヒノキです。
小枝を片手に年輪数え。「1,2,3,4,5…105本あった!」「あれ?98本だったよ!!」一年にほんの少ししか大きくならない木が大木になるまで、どれくらいの歳月が流れるのだろう?どれくらいの人が関わるのだろう?遠い遠い過去や先の先の未来に思いを馳せます。
カッコいい林業機械見学では前回同様、なぜかみんなで重機の足回り掃除!棒切れや手でみるみる土を落としてくれました。実際に動かしてみるとダイナミックな動きに大興奮!!大きな根っこだって軽々持ち上げるその姿に興味津々。
一通り散策を終えたら、お腹はペッコペコ。それぞれのご家庭の味を焚火で温めてパクリ!「外で食べると美味しい!!」自分で薪をくべた炎は、格別のスパイスになったようです。
そしてついにメインイベント、ターザンロープ作りです。
隊長のひろっこりーが選んだ2本の木の間には、太い物から細いものまで様々な木が生えています。
そのうちの1本。同じ60年生とは思えない細目の木を今回はみんなで伐り倒すことにしました。他の木を活かすために伐らなければならない木もある…隊長の言葉にみんなの目にも力がこもります。
みんなで二礼二拍手一礼をし、木への敬意、神様への感謝を捧げます。
「せーの!」の掛け声で引っ張り、少し緩める…を繰り返すとドーンと木の倒れる音。すかさず切り口を触ってみる子どもたち。まだ温かいその断面に命を感じている様でした。
引き続き作業は続き、今度は細い木を伐っていきます。皆でせっせと運び、あっという間に広場が出来上がりました。
チルホールにムカデバシゴ等々、山仕事で使う道具を使ってターザンロープを作っていきます。
高さをかえたり張りをかえたり、試行錯誤して完成!みんなで一から作り上げた遊具だからこそ、速さをかえたり距離をかえたり自由自在♪皆勢いよく風を感じていました!
今回は保護者の方にもお手伝い頂きました。皆様ありがとうございました♪
また山で会いましょう!!
0 件のコメント:
コメントを投稿