2017年8月24日木曜日

8月6日パパとママのためのきこりじゅく ご報告

心配されていた大型台風も過ぎ、夏らしい元気な太陽の元、オクシズおんぱく特別プログラム「パパとママのためのきこりじゅく」を開催いたしました。

「積木づくりときこりばあちゃんのお料理教室」と題し、玉川地区の古民家に9組のマタニティ~0.1.2歳までのお子様がいらっしゃるご家族がお集まり下さいました。

今回の講師は玉川の製材所「杉山製材所」の杉山さんと若いころはご主人様と共に山仕事に従事していらっしゃった美智子おばあちゃん。

まず初めに杉山さんから木のお話を伺います。今日使う木の特徴や香りを実際に触れながら聞くことができました。「いい香り!」「さっきのとは全然違う!」など、普段「木」と感じているものの匂いや手触り、重さなどが種類によって違うことに皆様驚いている様子。
早速作り始めると、朝一番から「今日、積木作る?」「もう作る?」と待ちきれない様子だった女の子が早速パパのお手伝い。男の子たちも一緒にノコギリを引いています。
一角ではお昼ご飯のためのかまどにお湯を沸かしています。安全には考慮しつつ、山の暮らしや知恵にも触れてもらいたい。庭では土から出てきたばかりの蝉の幼虫や、大きなバッタなど自然と触れ合うこともできました。

コロコロするのがお仕事の小さいお子様たちは、仲良く室内でお遊び。人見知りが始まってしまった子も、無理のない程度にお預かり…とはいってもすぐそこにママの姿は見えています。
パパもママも赤ちゃんも、無理しない。優しい時間がそこには流れていました。

キッチンではきこりおばあちゃんのお料理教室。キッチリカッチリしたお教室ではなく、おばあちゃんにコツを教えてもらったりお話したり。みんなでお料理すると笑顔がこぼれます。
お野菜中心で優しい雰囲気そのままの懐かしい味。おだしの取り方や野菜の切り方。知っているけど実践していない事。丁寧に作るってこんなに素敵な事なのだと改めて感じました。

「ごはんできましたよー!」の声がかかるまで、皆様夢中になって積木作りをしてくださいました。なんと「40個作りました!!」と言う方も。
ノコギリで切って、ヤスリ掛け…簡単な作業のようにも思えますが、愛するお子さんのためと思うと真剣にならざるを得ません。御家族や講師の杉山さんと相談している姿をよくお見受けしました。
その結果、枝の部分を活かしたものや、きちんと長さを揃えたもの等まさに世界に1つだけの素敵な積み木セットが出来上がりました。

木は伐り倒された後も生きており、山で育った年数分生きるのだと聞いたことがあります。
元気に元気に大きくなあれ!末永く一緒に思い出を刻んでくださいね♪



















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